ゲイポルノ映画史上、初の時代劇誕生!
幕末時代、暗殺目的のみで作られた若者の集団の中での、性と行き場のない不安を描く、意欲作。大島渚の『御法度』より面白い?
監督のかわさきひろゆきは、東京での劇団星座を主宰。また、俳優として成人映画の世界には長年関わってきた。この作品が第1回監督作品である。
京都。ある人物の暗殺という目的だけで集められた、謎の若者の集団があった。半次郎は西郷隆盛の命令で、この集団に参加している薩摩人だ。丈太郎という美少年もこの集団の中にいた。丈太郎は密かに半次郎に恋をしていたのだが…。
最近、暗殺に出かけても、狙う相手は常に脱走したあとだ。機密がばれているんではないか。集団の中では、ついにスパイ容疑の拷問が繰り広げられている。しかし丈太郎は、以前一度見かけたその人物の影が、徐々に増してきていることに気付き始めていた。おれは、そいつに惚れているのか。
集団がバラバラになっていく中、ついに最終の局面がやってきて…。
2003年制作
[監督]かわさきひろゆき
[脚本]かわさきりぼん
[撮影]清水正二
[編集]酒井正次
[助監督]佐藤吏
[プロデューサー]深町章
[製作・配給]ENKプロモーション
[出演]重松伴武、高橋剛、柳東史、佐々木共輔、野村貴浩、岡田智宏、木の実葉、かわさきひろゆき、なかみつせいじ
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